ねこさいんの足跡

にゃーんの翻訳

児童文学を読みたい

 こどもの日ですね。私は寝る子は育つということで半分寝て過ごしました。にゃーん。


  自分のブログを更新しようと思ってエゴサしたら、「はてなキーワード「活字」」という記事がヒットした。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B3%E8%BB%FA

 

活字とは編集

 
 私は、はてなキーワードを簡素な説明の書いてある、百科事典で(他にはコトバンクあたりも似ている)、課題や調べ物の初めの取り掛かりとしてまあお世話になるけど、それだけというイメージだった。はてなキーワードの下には関連商品や関連ブログがあるが、普段私はインターネットを主にスマホで開いているので、広告に挟まれて気が付かなかった。関連商品も、早急に必要でもないのにスマホの活字からリンクをクリックすることは面倒なのであまり見たことがない。今日は課題をやる関係で、PCからブログを開いたので、関連商品やブログがかなりわかりやすく表示されていた。活版印刷のような文字の刻印やら印刷機、古文書などを写真で見るのはなかなか楽しい。いらないけど。
 
 今回取り上げるのはこのブログである。
 内容は家庭の文化水準として「本を読むか」が一つの基準となり、本を読む家庭で育つことが将来の情報処理能力、ひいては生涯所得に影響するという話である。本は僻地では入手しずらく、それが地方と都会の格差の広がりにもつながるという話もあった。私の経験では、人口数千人の祖母の町では、知っている限り本屋はなく、また祖母の家系は「活字が嫌いで、人付き合いが好きだ」ということを誇りに思っている人まで見かける。本の嫌いなとある知人は、人脈作りを生かして村では商売で成功しており、医師や地元の名士などとの会話から情報を手に入れているらしいが(仕事の本も読むのが苦手なため、人と読み、読解できない箇所がないか確認しながら読むらしい。やり方自体は本が好きな人にもとても勉強になる。もしかするとある種の器質/特性的な問題を抱えているのかもしれない)、それにしてももったいないなあと思う。老眼で読書がつらい人としてはいいのかもしれないが。(限界集落に本がないのは、老眼で本が読めない人が多いことも影響しているのかもしれない。)
 長々と脱線してしまったが、私がここで興味を持ったのは、引用ブログ末の「子供を本の虫にするための何冊か」の紹介である。私は子供時代、とても斜に構えた子供であった。ついでに持病持ちで、運動が苦手で、大概の周りの子供(イタズラや馬鹿なことをする子は特に)を見下していた。そのため、冒険に勤しむアクティブな子供にいまいち感情移入が出来ず、専ら図鑑や実用書などを愛読していた。そのため、いわゆる名作を含む物語、児童文学の多くを読まずに成人年齢を迎えてしまったのだ。このことで、今になって文学好きの友人と話をする時に、会話の共通項を狭めるという形で災いしている。そのため、児童文学には興味があり、隙さえあれば図書館にでも行こうと思いつつも、微妙なアクセスの悪さや、夜型の生活習慣、課題を先送りにする段取りの悪さがそれを許さなかった。リストがあってとりあえずの狙いがついたので、暇と本棚の隙を狙って開拓しようと思う。

性狷介にして今頃にゃーん。そのやり方だと猫どころか脊椎動物にすらなれないぞって前も言っただろ。